川中努BLOG

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  • 自分の価値観を知ることの大切さ(DM普及協会メルマガからの転載) 2013年01月10日

    遅くなりましたが、2013年新年が始まりました。明けましておめでとうございます。

    旧年中はパラダイスコーポレーションをご贔屓いただきありがとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m


    さて、新年第1回目のブログでは、ボクが当社の事業を良くするために活用している、ディマティーニ
    ・メソッド普及協会から感動的なメルマガが届きましたのでシェアしたいと思います。

    いま社会問題になっている学校での”いじめ”にもヒントになる内容です。長文ですが、読んでいただければ幸いです。

    以下メルマガを転載します。

    ***********************

    おはようございます。

    ディマティーニ・メソッド日本普及協会の〇〇〇(担当者個人名)です。

    今日は私が新年早々にとても、とても、とても心を動かされた話をシェアさせて頂きたいと思います。

    あるトレインド・ディマティーニ・メソッドファシリテーターの方が教えて下さったご親戚の小学5年生のお子さんのお話です。
    (このメルマガでは、この小学生のお子さんのことをA君と呼ばせて頂きます)

    このファシリテーターの方は、昨年の元旦にA君とある約束をされました。

    それは、自分の夢を実現するために小学校に戻るという約束でした

    そして、A君はその1年後の元旦の日(つまり今年の元旦)に、ご親戚の前で小学校に戻ることが出来たことを報告し、
    このファシリテーターの方に感謝の言葉を伝えられました。

    ファシリテーターの方はA君に、自分にお礼を言ってくれたのと
    同じように、学校に戻ると決めた自分自身にもお礼を言うんだよ。と伝えられたそうです。

    A君は昨年、いじめが原因で不登校になり、フリースクールに通っていました。

    A君の将来を大変心配されたご両親がファシリテーターの方にご相談をされ、A君と二人きりで話をし、

    学校に戻り勉強をすることが、自分の夢を実現するためにどう役立つか?ということをディマティーニが教えている手法を
    使って明らかにされました。

    実は、ファシリテーターの方は、A君が普通の学校に通えないから、普通の子より劣っていると烙印を押れた子だけれども、
    彼の才能にずっと前から気付いておられたそうです。

    なぜなら、A君は電車の車内アナウンスを丸暗記して、親戚の大人の前で言ってみせ、電車の時刻表を覚えていたそうです

    ファシリテーターの方は、A君が学校に戻りたいと思えるように、

    まず、A君が高い価値を置いていること、鉄道のことに
    ついてどうしてそんなにに興味を持っているのかを
    質問されました。

    そうしたら、

    「自分がまだ知らないところに行けるから。

    そして、大人になったらアメリカに言って旅行をすること。

    アメリカにしばらく滞在した後は日本に帰り、旅行会社に勤めて いろんな旅のツアーを企画し、未体験の場所にお客様を
    連れて行きたい!」

    という壮大な夢を語ってくれたそうです。

    なるほど。不登校で、フリースクールに通うA君の壮大な夢を聞いたファシリテーターの方は、A君がこの夢を実現するために、
    学校に戻り勉強することがどう役に立つか?
    を質問することによって明らかにされました。

    A君はついに学校に戻って勉強することの大切さや必要性を自分で見つけ、心から理解し、小学校6年生になったら学校に戻ることを約束しました。

    そして、一年後にA君は学校に戻り、実は中学受験に挑戦することになったそうです。

    このA君の変化は、ご両親、学校の先生などの周りの大人に大きな希望と人の持つ無限の可能性を示しました。

    きっと、このメルマガを読んで下さっている皆さんも、”人は今いるところから変わることが出来るのだ。”ということを実感して頂いているのではないかと思います。

    私はこのファシリテーターの方に、次のようなメッセージをA君に伝えて欲しいとお願いをしました。

    「もし、この親戚のお子さんにお会いすることがあれば、

    あなたが学校に戻り勉強を始めたということ自体、

    私をどれだけインスパイアしたか、そのことに対して

    感謝している人がいることをお伝え頂けたら幸いです。

    どうぞよろしくお願い致します。」

    そして、すぐにファシリテーターの方はA君に電話をして下さり、

    A君が学校に戻り勉強をしていることが、自分のためだけではなく、たくさんの大人の心を動かし、また他の子供達にも影響を与えていることを伝え、感謝の気持ちを伝えて下さいました。

    電話の向こうで、A君は涙声で、「ありがとうございます。」
    と伝えてくれたそうです。

    私はこのA君のお話を聞いた時に、A君の勇気ある決断と、一人の才能溢れる少年の夢がこのファシリテーターの方の素晴らしい偉業によって救われたことに心から感動しました。

    そして、改めて思いました。

    ディマティーニがいつも確信を持って言い切っていること、

    つまり、

    「人が自分の最高の価値観を発見し、それを生きる時に天才性を発揮し、 人生を前進させることが出来ること。私はこのことを一人でも多くの人に知らせたい!伝えたい!」

    どうして、そんなに「価値観が重要なのか?」

    A君が自分の夢を実現するために、学校に戻って勉強しよう!と決意出来た理由は、全てこの「価値観」から始まっています。

    いじめが原因で、不登校になった子供が、もとの学校に戻るというのは私が想像している以上に勇気のいることだと思います。

    また、いじめられるのではないか?という不安もあったと思います

    でも、A君は自分の夢を叶えるためには、学校に戻ることの重要性をはっきりと認識していました。

    いじめられるかもしれないという恐怖や不安を乗り越え、自分の人生を前進させるそのパワーの源は何でしょうか?

    私はディマティーニが教えてくれている

    「自分の最高の価値観」

    だと確信しています。

    ********************

    ボクも去年2回、『心を知る技術』勉強会でも実際に参加者の皆さんとワークを行いましたが、「自分の価値観を知るためのワーク」がとっても大きな役割を果たすことが、この話でもよく分かると思います。

    来週1月17日(木)は開星高校さん『ドリカム講話』第2回目で、生徒さんに向けてこのワークをやってもらいます。

    どんな風になるかはやってみてのお楽しみですが、ボクも高校時分に考えたこともない、自分の大切にしている価値観について彼らがいくらかでも氣付いてくれたらいいなあと思います。


    Dr.ディマティーニと

  • 2012年 年末のご挨拶 2012年12月31日

    2012年年末のご挨拶





    今年一年もパラダイスコーポレーション並び、私・川中努を可愛がっていただき大変ありがとうございました。

    昨年2011年の3.11を境に人と人との結びつきが求められる時代になり、それと同じタイミングでFacebookを代表とするSNSを通じ、今までは出逢わなかった人同士が出逢い、人も企業も自分というブランドをネットを通じて発信していく時代になりました。

    そんな新しい時代の幕開けを感じながら始まった2012年も、今日終ろうとしています。

    今日と明日では何も変わらないかもしれませんが、この大晦日から新年に変わる節目を大事にする日本人であることを誇りに思います。

    当社は3月末決算であるため、これで12分の10か月が終わることになります。なので、まだ期の途中、これから残り12分の3か月を精一杯走り抜けていこうと思います。

    私そして会社のこの一年を思い起こすと、今年は今まで自分で作り上げ読み上げてきた”アファーメーション”つまりこうありたい自分へと近づいていくことを実感できた年だったと思います。

    3月11日・12日の2日間、東京で人間行動学のスペシャリスト、Dr.ディマティーニの『ブレイクスルー・エクスペリエンス』(The Breakthrough Experience)を受講し、今までの自分自身を突破する新たな氣付きを得ました。

    すぐさま、このディマティーニ・メソッドをファシリテートできる資格を取得したいと、桜咲く4月の東京で『ディマティーニ・メソッド・トレーニング・プログラム』(DMTP)を5日間受講し、トレインドDMファシリテーターとなりました。

    今まで自分で避けてきた困難と向き合うことを決心し、次の挑戦をしていくことを通じ、自分のミッション(使命・役割)に氣付きたいと思いました。

    そして、5月にパラダイスコーポレーション代表取締役 社長に再び就きました。

    ディマティーニ・メソッドと同じように、もうひとつ自分を変えていくきっかけを与えてくれたDr.ディマティーニのツールが、価値観を知るためのワーク”バリュー・ディターミネーション”でした。

    自分が氣付かないうちに何に、”時間・空間・お金”を使っているかを聞くシンプルな13の質問に答えていくだけで、自分の価値観の第1位つまり最高価値(これをテロスと言います)とテロスをサポートする第2位以下の価値観が明らかになっていきます。

    私自身のこのワークを初めて行ったとき、自分の価値観に従ってすべての現象・人・モノなどを自分で引き寄せたことが解りとても驚きました。

    社長になって改めて、自分の身を置く酒販業も大きな”変わり目”に来ていることを感じています。今までの法則が完全に成立しなくなっている。

    今期は多少強引ですが、力技で会社の業績を良くしている最中です。

    2013年度は構造的に会社を変え、スローガンのとおり”本物の志事(しごと)を通じ人を幸せにする、(自分も)幸せになる”会社になっていこうと思います。

    自らのミッションを追及しブランドを確立し、小さいですが研ぎ澄まされた経営を行う、”一目置かれる”会社として常に挑戦し続け成長し続けていきたいと思います。

    好む好まざると人生様々なことが起こりますが、全てのことにプラスとマイナスのどちらもあります。結局は何をしても、しなくてもメリットとデメリットがあるということを。

    つまり、私たちはこの自然の法則「愛に包まれている」のです。

    であれば、何をするかというと、自分の価値観に準じたこと、自分が好きなこと、ワクワクすることを選んでいきたいなと思います。きれいごとじゃなくて、これからの時代、そんな生き方をしないとパワーが出ないと思います。景気も社会全体が良くなっていく時代ではないので、歯を食いしばっていけば何とかなっていくことはないと思っています。

    最後に、私の価値観の第2位、皆さんとの”心の交流”を今年もたくさんさせていただきました。

    ありがとうございます。

    人には4600以上の特性(性格)がありますが、プラスとマイナスどちらも持ち合わせており、価値観の優先順位の組み合わせ(これは指紋や声紋のように誰一人として同じ一人がいません)によって、ある部分を出したり引っ込めたりしている。だからみんな違うように見えますが、実はみんな同じ特性を持っていますので、根底では繋がっています。Oneness(ワンネス)なのです。

    皆さんの中に私を見て、ともに歩ませていただいたこの一年に感謝して今年最後のブログを終わろうと思います。

    ~家族のような皆さんへ~

  • 開星高校さん『ドリカム講話』での講演 2012年12月29日

    こんにちは。川中努です。

    いよいよ2012年も終了に向けてカウントダウンに入りますねビックリマーク

    今年はまだまだ終わりたくないと粘ってましたが、ようやく目処が着きそうです。

    年末年始は休暇が5日間もあるので、我が家の最も寒い部屋の一つで、山籠もりしようと思います(笑)

    さて、今年のボク自身の新たな取り組みとして、ディマティーニ・メソッド・ファシリテーター資格(この資格については以前のブログをご覧ください)を取得したのをきっかけに、元々自分の中に在った”人の前で話をする”という才能が花開いた年だったように思えます。

    これは別に自慢している訳ではなく、Dr.ディマティーニが言っているように

    「人は自分が価値を置いている分野で才能を発揮する」

    という言葉のとおり、ボクの価値観の優先順位の第一位(これをギリシャ時代の”目的論”からとって”テロス”と言う)「本物の志事を通じた成長」に準じた才能だということが本当に理解納得できました。

    さて、その講演についてですが、Facebookの友人からのご縁があって地元の私立の開星高校さんの「ドリカム講話」という授業の一環として12月6日の話をさせていただきました。





    40分という持ち時間の中で、高校2年生の生徒さんたちに何を伝えたいのか、そして彼らは何をボクから聴きたいのか整理してみたところ、やはり”ドリカム”という名前から察するとおりこの講話の目的は

    1 高校生の頃のボクがどんな夢を持ち、それがどう実現したのか

    2 現在のボクの哲学とも言える「人は自分が価値を置いている分野で才能を発揮する」、そして「人間万事塞翁が馬」という考えを伝える

    この2点で話すことにしました。




    当日はFacebookをやっている地元の友だちも聴講可能ということで、学生さん30名に対し、一般の大人も30人弱集まってくれました。

    話した内容としては

    ・とあることがきっかけで、高校時代に将来外資系の会社で働きたいと思いだしたこと

    ・大学卒業後、その夢が叶い、外資系の会社2社で働いたけど、「これでいいんだろうか?」と 疑問を抱き、27歳の時に「経営をしよう」と地元の松江にUターンしたこと

    ・氣楽な稼業程度に思って始めた経営者の仕事で失敗の連続、30代は迷いの中だったこと

    ・ここ数年で素晴らしい本との出逢い、そしてディマティーニ・メソッド®に巡り合い人生が大き く変わり始めたこと

    を話しました。

    そしていざ、パワーポイントを使ってディマティーニ・メソッドについて話そうと思ったところでタイム・オーバー。学校のチャイムが鳴ってしまいました時計

    時間内に話をまとめる技術のなさを感じながらいたところ、先生が生徒さんに向けて

    「川中さんの話の続きをもっと聴きたい人~??」

    と上手い具合にフォローを入れていただき、次回来年の1月17日の再度登壇することとなりました。



    最後に生徒さんからお礼の言葉をいただき、今回のドリカム講話を無事締めくくることができました。ありがとうございました。

    次回は生徒さんのみを対象に、「価値観を知るためのワーク」(バリュー・ディタミネーション®)を続編で行うための準備を進めています。

    どのようになったかは、できればまた報告します。

  • 出雲大社の『神迎祭』 2012年12月26日

    こんにちは。川中努です。

    だいぶん前のことになりましたが、11月23日の夜、初めて出雲大社の神迎祭を観に行ってきました。

    地元・島根県に住んでいながらもなかなか行く機会がなかったのですが、大阪のからの友だちがこの神迎祭を観に行くのに同行することになりました。

    以前ブログで出雲大社の不思議さについて書いたこともありますが、ある方に聞いたところ出雲のご年配の方たちは

    「”自分がお参りすると私達は思うけど、本当は神様が、次はあなたにいい事をしてあげましょう”と思った人を呼んでる」

    と言われるほど行きたくても行けないものらしいです。

    これも何かの意味があると、寒さ対策もしっかりして稲佐の浜へ行ってきました。


    神迎祭を待つ人たち



    八百万の神々をお迎えする神聖な儀式が始まりました


    当日、天気はずっと雨、気温も低い中、神事は進められていきました。

    そこで不思議なことが起こりました!

    まさに神々が降りてこられたと言われるその瞬間に、ずっと振っていた雨が止み、厚い雲間から月が顔を覗かせたのです。



    古事記では、イザナギとイザナミから生まれた子は、アマテラス、月読命、そして根の国・出雲に降り立ったスサノオと言われています。

    この出雲の神事を姉妹の月読命もご覧になってるらしいんですね。その瞬間には月が顔を覗かせる。

    そして、アマテラスが現われると月読命は恥ずかしくて、雲間に隠れてしまうのです。


    何とも不思議な瞬間でした。一緒に行った友人によると神迎祭では、このような不思議なことが色々と起こるらしいです。

    滅多に味わえない貴重な経験をさせていただいた神在り祭初日の夜でした。



    帰りの道中にて(こちらもスゴイ人)

  • 【氣付き】~『島根の社長tv』インタビューにて~ 2012年11月23日

    こんにちは。川中努です。

    昨日は『島根の社長tv』というネットTVの取材をしていただきました。

    事前にうちのスタッフと話合って、無機質な事務所を撮影しながら事業PRできるようにしようということで、こんな風に変えてくれました。




    さて、初めは緊張しながらのスタートだったインタビューも徐々に慣れてきて、和やかな雰囲気でお話させていただきました。





    人に話すということは、普段頭の中にあることを整理できるんですね。

    こんなことに氣付きました・・・




    ボクは小さい頃から最近まで、実はお酒が嫌いだったこと。

    うちは昔、1階が酒屋、2階が家だったので、小学校の頃はよく店に降りて時間を過ごしていました。

    その頃の酒屋は、立ち飲み、いわゆる“立ちキュー”でワンカップを引っかけていく常連のおっさんやア○中の人がたくさん来ていました。

    そんな人たちのアルコールを飲むと、急に態度が変わったり、いつも同じ話を繰り返したり、自分を失う様を見ていると、その原因となってるお酒をどうにも好きになれませんでした。

    高校の頃に抱いてた将来の夢は、“外資系の会社に働くこと”

    好きでもない飲み会や社員旅行がなく、人付き合いもサバサバとした印象を描いてたんですね。

    その夢は叶い、東京の外資系を2社経験しましたが、そうなったときに「これでいいんだろうか...?」と思い始めました。

    引き寄せられるように1999年に生まれ育ったこの松江に帰ってきたんですね。そして、商売は酒屋。

    長い間、酒を好きになれないまま酒を売っていたと思います。

    そんなボクに大きなターニングポイントが来たのは、去年からでした。

    こうやってFacebookのお陰で、たくさん新しい素晴らしい友だちに出逢い、そしてお酒を飲みながら、自分の価値観の第2位の“心の交流”をたくさんさせてもらいました。

    みんなに感謝しています!

    そして、今年の4月、桜咲く品川で、ある特別な能力を持つ友だちから、

    「川中さんって、お酒みたい...人と人との垣根を取り除くよね。」

    って言われました。

    「お酒は自分の天職なんだ。」

    今まで起こってきたことが、つながりました。

    何故自分がここにいて、これから何をしたいのか。


    自分のミッション(目的・使命)にはゴールはありません。そのミッションを成し遂げるために目標はある。

    多少回り道した人生だったかもしれないけど、30代の迷いのお陰で与えられたものは、自分のミッションに氣付くという大きなギフトだったかもしれません。

    感謝

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