こんにちは。川中努です。

だいぶん前のことになりましたが、11月23日の夜、初めて出雲大社の神迎祭を観に行ってきました。

地元・島根県に住んでいながらもなかなか行く機会がなかったのですが、大阪のからの友だちがこの神迎祭を観に行くのに同行することになりました。

以前ブログで出雲大社の不思議さについて書いたこともありますが、ある方に聞いたところ出雲のご年配の方たちは

「”自分がお参りすると私達は思うけど、本当は神様が、次はあなたにいい事をしてあげましょう”と思った人を呼んでる」

と言われるほど行きたくても行けないものらしいです。

これも何かの意味があると、寒さ対策もしっかりして稲佐の浜へ行ってきました。


神迎祭を待つ人たち



八百万の神々をお迎えする神聖な儀式が始まりました


当日、天気はずっと雨、気温も低い中、神事は進められていきました。

そこで不思議なことが起こりました!

まさに神々が降りてこられたと言われるその瞬間に、ずっと振っていた雨が止み、厚い雲間から月が顔を覗かせたのです。



古事記では、イザナギとイザナミから生まれた子は、アマテラス、月読命、そして根の国・出雲に降り立ったスサノオと言われています。

この出雲の神事を姉妹の月読命もご覧になってるらしいんですね。その瞬間には月が顔を覗かせる。

そして、アマテラスが現われると月読命は恥ずかしくて、雲間に隠れてしまうのです。


何とも不思議な瞬間でした。一緒に行った友人によると神迎祭では、このような不思議なことが色々と起こるらしいです。

滅多に味わえない貴重な経験をさせていただいた神在り祭初日の夜でした。



帰りの道中にて(こちらもスゴイ人)