講演「人が輝く、笑顔が輝く、最幸の組織づくり」
2011年11月26日
こんにちは。川中努です。
11月最後の週末、とてもいい天気になりました。
さて、12月は2012年のことも視野に入れながらの1ヶ月にしていきたいと思います。
私の場合は、1年のスローガン”氣意ワード”を決めて新年を迎えるのですが、昨日はこの時期にドンピシャのタイミングでご縁をいただきました。
拝聴した講演は、島根経営品質研究所主催の
「人が輝く、笑顔が輝く、最幸の組織づくり」
講演されたのは、VISTA WORKS研究所 大原光秦所長
です。
この講演、始めから私の”心の毛穴”が開きっぱなしでした~!
感動感って人の胸襟を開くっていうことを改めて感じさせられる講演でした。
この講演が「いい話だった~!」で終わらないように、今日から何ができるのかを考えつつ、まずは忘れないためにも、このブログを 書いてみようと思います。
何が”心の毛穴”を開かせたかと言うと映像の数々でした。
ビジュアルで飛び込んできた感動とは、
・『五体不満足』でも有名な乙武洋匡氏が東日本大震災の被災地で避難生活を送る子どもたちに、身体を張った授業を行う場面。そして仙台で楽天イーグルスでの始球式。
・『ゆりちかへ-ママからの伝言』への作者・テレニン晃子さん。末期癌に侵され、愛する我が子とこれ以上一緒に生きていけない母親の心情を吐露したテープ。
・経営品質賞を受賞された埼玉県の川越胃腸病院で、末期の患者さんに寄り添って一緒に泣くナースの姿。
などなど・・・。
よく”仕事”を”志事”なんって言いますが
経営品質とは我々の仕事が「目的にかなっている度合いが高いこと。」
その目的とはつまり、自分の目の前にいる人たち(お客さま、職場の仲間、取引先など)に自分がどう役に立つかに主眼を置いた”志事”なんだと感じまし た。
・作業:決められた通りにできる。(規則本位)
・趣味:評価されたい、注目されたい、つまり自己満足(自分本位)
・仕事:目の前に居る人を幸せにすること(お客さま本意)
仕事とは人間力を鍛えること。
人間力とは
「主体的行動力」
想を持つ(目的)/計画と目標(ビジョン)./信じる力(信念)/試行錯誤する/こつこつ努力する
「相互扶助力」
気分・勘定を制御/他社の思いがわかる/他者との強調/幸福感と感謝力/言語コミュニケーション
1感動が共鳴を呼び、2感謝が起こり、3やる氣につながるこのプラスのスパイラルを自分の中や会社の中で作っていくこと
私もそうですが、自分の子どもに尊敬される父親になりたいですよね。
お父さんが志を持って生きていく姿は必ず子 どもにも伝わっていきます。これから益々難しい世の中になっていくと思います。思想・哲学だけでは宗教と同じです。
二宮尊徳曰く、
「道徳を忘れた経済は罪悪。
経済を忘れた道徳は寝言。」
今後は、今日学んだことをどのようにアクションに移していくのかを具体的に考えていかなければならないと思います。
もう少し考えてみたいと思います。このような場を与えてもらえた「島根経営品質研究会」の皆様に感謝します m(_ _)m