姫路城マラソン
2015年02月24日
こんにちは。川中努です。
週末は第1回「世界遺産 姫路城マラソン」に参加してきました。
昨年の11月末に「小豆島タートルマラソン」で初フルマラソンを完走して以来2回目の挑戦です!
そのときのブログでも書いたとおり、僕にとってのマラソンは“自分とつながる”ことが目的なので、タイムは結果よければいいなという程度です。ちなみに前回のタイムは4時間19分7秒でした。
2回目ということもあり、フルマラソンがどんなものなのかは経験済みで、走りきる自信はあったので、また自分の内面と繋がることで感謝の気持ちを感じる42.195kmにしたいと思っていました。
当日の姫路の天気は、あいにくの雨が予測されていたので、対策を錬って準備をして臨みました。
しかし、前回とは違う“課題”をその日のマラソンコースは与えてくれました。
実は買ったばかりのサポーターつきの靴下を履いて出たんですが、スタートして間もなく左足の指に激痛が...
靴は履きなれないものは履いてレースには出ないのですが、まさか靴下でこんなことになるとは。
「リタイア??」
この文字が頭をよぎりました。
あんなに準備したのに、こんなことで、リタイアなんて。走れるところまでとにかく走ろう...
そう思って、走りながら
「この試練はどういう恩恵を与えてくれてるんだろう?」
とずっと考えていました。
そのうち、こう考え始めました。
「痛みを一歩引いて見てみよう。」
そう思うと、痛いということを客観視することができて、その分痛みに対する執着が薄らぎなんとか走れるようになりました。
そして、さらに意識を沿道で応援してくれている人たちに向けることにしました。
姫路市民のみなさんは、雨の日にも関わらずいたるとことで温かい声援を送ってくださいました。
そうしたら、更に痛みは感じにくくなっていきました。
そんな沿道で応援してくれた人には、痛がってるようには見えなかったと思います。
この写真は、友だちが応援に駆けつけてくれて撮ってくれたものです。
顔だけ見ると余裕ですよね?
でも、やはりフルマラソンは長くて、苦しい時間は続きました。
最後の10kmは走れるところまで走りきってみようという気持ちでスピードを上げていきました。
結果はネットタイムで4時間32分18秒でした。
決して良いタイムとは言えないけど、こんな痛みを抱えながら一度も歩かずに完走できたことが誇りです。
前回と同じ“自分と繋がり、感謝の気持ちを味わう”というテーマで臨んだフルマラソンでしたが、引き寄せた新しいチャレンジ(試練)とサポート(支援)は、“執着を捨てる”ということだったのかもしれません。
その日の試練と支援に感謝です。
応援してくださったみなさん、ありがとうございました!!