東京にてセミナー講師としての初仕事
2014年07月16日
こんにちは。川中努です。
前回のブログでもお話しましたが、先日東京にて初めてセミナー講師としてのお仕事をさせていただく機会に恵まれました。
このセミナーはフォレスト出版さんが主催する、岩元貴久さんの
『自由に価値観を調整し、今の仕事を大好きになる法』
というタイトルで行われたものでした。
2014年5月にDr.ディマティーニが来日した際の写真(右から、岩元貴久氏、川中努、Dr.ディマティーニ、佐野美代子氏)
内容としては、僕が資格を有するバリューファクターの中核をなす「価値観のワーク」(Value Determination)を中心として、自分の最高の価値観と今現在やっている仕事をリンクづけし、内から湧き上がるやる気を引き出すためのものでした。
僕が担当させていただいたのは、実際に経営の現場でどのようにバリューファクターを活用し結果を出したかという実例をお話しするのと、参加者の方たちからのQ&Aにお答えすることでした。
約120名の受講生にお話をさせていただきました
30代に経営が上手くできずに悩んでいた頃から、あることがきっかけでDr.ディマティーニに出会い、そして自分自身の”価値観”を知り、今に至るまでの話の中で特に僕がお伝えしたかった内容を抜粋して、このブログでも記したいと思います。
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私は30代では、経営が上手くいかなくて悩んでいた。しかし私は単に、なるべく苦労せずに経営をしたいのではなくて、経営を通じて自分の生きている意味、つまりミッションが知りたいという価値観を抱いていたことがワークを通じてわかりました。
今までずっと悩んできたことは、その価値観を満たすために、自分にとっては苦難と言う形で私の前に何度も何度も表れていたことがわかったのです。
しかし、実はギフトでもありました。というのが、人はないものを欲しくなる、つまり欠乏感が価値観をつくりだすのです。私は経営が上手くできるようになりたいという欠乏感を抱いていた間に、事業計画のつくり方、財務諸表の見方、組織のつくり方など、今の自分の経営のベースになる知識や経験を吸収していたのです。
そしてもう一つあります。30代は常に自分以外の誰か、あるときは創業者の父親を喜ばそうと、またあるときには、経営者の勉強会で活躍する先輩がやっているように真似しようと、その自分以外の誰かの価値観に従って生きてきたことにも気付いたんですね。
ですから、自分の価値観を知ることで自分が心底どうしたいのかが分かる訳です。そのことが腑に落ちたとたんに、心の中の霧が晴れるような気分がしました。
(中略)
人はどうしても、ノウハウ、つまり“何を”“どのように”するのか、ということが最も気になるところだと思います。
しかし、私が皆さんにお伝えしたい一番重要だと思う部分は、実は“なぜ”やるのかということです。
その“なぜ”を決定づけるのが、一人一人が皆違う「価値観の優先順位」だと思います。
決して自分以外の誰かが“やるべき”と言ったことや、道徳・社会通念、親からずっと言われてきたことじゃなく、自分にしかできないこと。大好きなこと。自分で勝手にやってしますこと。時間が経つのも忘れてしまうくらいに没頭できること。夢中になれること。やっていてエネルギーが湧いてくること。ずっと続けていけること。つまり苦労を苦労とも感じないこと。そんなことは上手くできることです。人と比べても才能を発揮できることですし、ひいては世の中の為に役に立つことなのです。
Dr.ディマティーニも、『ザ・シークレット』に隠された本当のシークレット、つまりあの本の中で省略されてしまった一番のエッセンスは、自分の価値観の優先順位を知り、そして価値観の第一位(テロス)に従った目標設定をすることこそ、頭で思い描いたものを引き寄せ、思考を現実化するカギだとおっしゃっています。
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実はこうやって東京でセミナー講師として仕事をすることも、私の価値観から生じた目標の一つでした。そして、その目標を達成するための行動計画を立て実行に移していたところ、今回現実化することができました。
岩本さんからも、緊張せずに堂々とプレゼンができ見ていて頼もしかった、そして受講生の満足度が高く、特に事例がよかったという感想をたくさんいただいたと評価をいただけたことがとても嬉しかったです。
これからも、自分がわくわくしながら、世の中のために役立つことをどんどんと実行していきたいと思います。
最後に今回お世話になった、岩元貴久さん、フォレスト出版のみなさま、DM&VDファシリテーターのみなさま、そして新たにご縁を結ばせていただいたみなさま、ありがとうございました。