こんにちは。川中努です。

やりました!自分の限界を超えることができました!

隠岐の島ウルトラマラソン50kmを完走することができました!

今回のマラソンのテーマは

「未体験ゾーンを突破する」

ことでした。

人は誰しも、マラソンに限らず仕事でも人生でも、今まで経験したことのないことに挑戦するときに、特に失敗する可能性が高いと感じれば感じるほど、過去の失敗したと感じた体験を頭脳がスキャンして、感情において「できない」、「怖い」という思いを生み出します。

そのため、自分の〝コンフォートゾーン”(快適な領域)を意識・無意識的につくり出し、その枠を超えないように、様々なカタチで表現します。

今回、僕もそのコンフォートゾーンをやぶってみたいという反面、今までマラソン大会ではハーフまでしか走ったことがない、つまり身体は筋力など30kmくらいまでしか走れないにもかかわらず、50kmでしかも上り坂中心の隠岐のウルトラマラソンに挑戦するという、一見無謀なことをしようと思ったのは、その経験をすること。そして、その先に見えてくる何かがみたいという思いからでした。

GPS時計の記録より高低差最大180mの山越えがある

そんな自分のキャパを超えるであろう、未体験なことにチャレンジするに際し、自分ができることは何かを考えたところ思いついたのは、事前の情報収集をすることと、起こりうることに対してできる限りの準備をすることでした。

このマラソンの経験者の方からコースがどのようなものか、特にどの距離のときにどんな上り坂が現れるか、どこでどんな速度で走るべきかなどいうこと。

そして準備は、暑さ対策、捻挫対策、股ずれ対策、膝痛対策、身体の調整などを行いました。

もう一つ、言い忘れていましたが、ブログやFacebook、そして会う人にウルトラマラソン50kmで完走を目指していることを伝え、走りきる以外の退路を断ったということもありました。

その結果、当初の“足切される8時間以内に完走する”という目標を大きく上回り、6時間05分31秒でフィニッシュを飾ることができました!

緊張の中スタートを待つ走者たち

50kmと簡単には言いますが、走っている者にとっては長い時間と距離でした。その中で経験した、強風、暑さ、木陰、真っ暗に近いトンネル、声援、サポート...

まるで人生の縮図を見ているようでした。そして普段お世話になっている人たち、仲間たちがあって自分があること、家族のこと...


考えていると感動して涙が出そうになる場面が何度かありました。

特に、地元隠岐の方たちからの沿道での声援のすごいこと!

公設エイドのみならず、住民の方が私設エイドで飲み物、食べ物を提供してくれたり、ホントにおもてなしの心がこもった大会でした。

沿道からは熱い声援がずっと続く

今回の50kmの道のりは自分との対話、そして「感謝」を充分に味わうことができました。

そして最後になりましたが、もう一つ感謝したいのが、この隠岐をいっしょに走った「山陰ランクラブ」の仲間たちに対してです。みんなからのサポートがあってこそ、この過酷な道のりを走りきることができました。

みんな、感動をありがとう!!