こんにちは。川中努です。


1月も気付けば24日。この前、「明けましておめでとう」と言ったばかりなのに...
今年も残すところ、あと342日となりました...(笑)ショック!


年度末に向けて来期の計画等で忙しくなっていく中、一日一日を大切にしていきたいと思いますあせる


さて、先日松江でマーケティングライターの牛窪恵さんの講演を聴く機会がありました。





牛窪さんは有名なマーケティングライターで、TV番組に出演したり、著書の『おゆとりさま消費 つながり・ツッコミ・インパクト』や『草食系男子の取扱説明書(トリセツ)』などで、新語・流行語大賞にノミネートされたということです。


牛窪さんご自身はまさにバブル世代ということですが、ここ10年前の団塊世代ジュニアが結婚しにくくなった頃からマーケットが変わったとお話されました。


いつの時代もトレンドは若者がつくるということで、最近のマーケティングを考える上での現象と対策がメインの内容でした。


以下はいつものメモ書きです。箇条書きで分かりにくいかもしれませんがお許しを・・ショック!


・若者⇒ネットで広く浅く知らべる傾向(”女子会”などの流行キーワードをHPに入れる必要)

・30代の未婚率(離婚者も含む)27.2%(地方は25%)3組に1組が離婚
・「私たち主婦で、ママで、女です。」⇒トヨタのCMキャッチ
・ママ友とデコ、ひとりヨガ、ご近所さんとランチ⇒ご主人の話が出てこない
・「楽しくなければ家事じゃない」⇒楽しいという付加価値のあるものは高くても買う。楽しくなければ、ディスカウントストアで買う。
・都心部⇒ひとり時間を楽しむためのサービス、妻の65%がひとりになる時間が欲しい
・99年の労働者派遣法を機に⇒女性の年収DOWN、35歳から年収が下がっている。平均年収288万円

・”街コン”⇒街をあげて合コンする
・母娘(Hahako)世代⇒30代で結婚せずに親と同居
・10年前ころ、団塊ジュニア世代が結婚しにくくなったときからマーケットが変わった
・25才以下⇒エコ、癒し。お酒⇒酔っ払いたくない、醜態をさらしたくない

・スピリチュアルブーム⇒将来不安、ネタになる&プチハッピー。友だちに”彼氏ができますように”とお祈りする
・ホームパーティ⇒ゆるく、まったりとつながりたい
・親と一緒にウェディングケーキ入刀⇒感謝の気持ちを表したい
・ネタになることを探している/親LOVE/家族のキズナ

・島根⇒初回訪問47.8%(全国3位)しかしホスピタリティが足りてない
・話題になるため⇒ゆるキャラ、おもしろい、「うどん県」
・本物はキレイすぎてツッコミどころがない


たしかに、最近はマス媒体での宣伝だけでは成立しなくなったり、非常に読みにくい時代になったと思います。


失われた消費。経済活動。高齢化。などなど。


数え上げれば不安要素はキリがないかもしれません。


しかし、その反面生まれてきているものは何なのか?


新しいマーケット、トレンド。例えばお酒で言うと”家飲み”それによって生まれる家族の絆。


マイナスの面ばかりを見るのではなく、必ずプラスの面は何なのかを見つめて、次に活かしていかなければ、どんなマーケティングも不充分ではないかというのが、この講演での氣付きでしたビックリマーク